
1.つまらないのはあなた自身?
みなさん、毎日、楽しく過ごせていますか? コロナ禍で家にこもっていると、鬱々とした気分になるかもしれません。
「つまらないな」と思って毎日を過ごすことは、人生そのものと同じです。
今日という1日をどう過ごすかが、100年の人生を過ごすことでもあります。
だから、「退屈だな」と感じる人は、「あなた自身が退屈な人」なのです。「テレビがつまらなくなった」という人は、「テレビを楽しむことができなくなったつまらない人」です。
「ごはんがおいしくない」と感じる人は、「ごはんのおいしさに気づけなくなったつまらない人」なのです。 すべて、鏡のように反射して跳ね返ってきますよね。
2.わかったつもりになっていない?
毎日がつまらないと思っている人は、世の中を悟ってしまって生きていると言えます。 どういうことでしょうか。
それは、未知のことに「ワクワクすること」を無くしてしまっているのです。
新しい食べ物は、「どうせ、あの味だろう」と思って食べてしまいます。
新しい映画は、「どうせ、あの映画のオマージュだろう」と思って観てしまいます。新しい人は、「どうせ、あいつと同じような奴だろう」と思って接してしまいます。 いずれも、「先入観」が出すぎているんですよね。
人生経験を積むということは、先入観をどんどん作り上げて、好奇心を無くしていくことでもあります。そういったマイナスの側面があるんです。 だから、老人はどんどん考えが狭くなっていきます。

3.日常を楽しくする方法
ということで、好奇心を取り戻すには、どうすればいいのでしょうか? じつは、簡単です。
「地図を広げて、行っていないところを探す。行ってみる。歩いてみる」 それだけです。 それをやり尽くしてください。 一度だけ札幌に行っただけの人が、「私は北海道を制覇した」と語るようなことがあります。
でも、そんなわけがありません(笑)。 すみずみまで歩き尽くせるはずです。
それは、地元だったり、いま住んでいるところでも同じです。
まだ歩いていない路地があるはずです。まったく踏み入れたことのないエリアや道があるはずです。じゃあ、そこを歩いてみましょう。 すると、必ず絶対に「発見」があります。どんなささいなことでもいいから、新しい発見を感じるはずです。
それを1日1回でも感じてみてください。 きっと、人生を楽しめる人になれます。退屈する人生から逃れるには、それがもっとも手っ取り早い方法でしょう。