社会福祉士のひろけん先生!私は子どもを叱るときに、ついつい声を荒げてしまうんですが…
こんにちは、むらかなさん。
今回は自分でも良くないことは分かっているんですね。
はい、ダメですと言うか逆効果です。

叱ると怒るはそもそも違う
まずは、叱ると怒るでは大きな違いがあります。
怒る時は感情的になってしまっています、対照的に叱ると言う行為、なぜ叱られているのか理解させる行為です。
同列に語られることも多い両者ですが、むしら正反対の行為です。
怒られた場合、子どもが覚えるのは恐怖感のみです。
同じ行動はやらなくなるかも知れませんが、それは恐怖感からです。
何がダメだったのか本質的なところは理解できません。
これは大人の世界も同じですよね、感情的に怒っても解決することはありません。
怒られるのが嫌なのでその人の前では怒られるような行為を控えるだけです。
本質的にはなんの解決にもなっていないだけではなく、むしろ状況は悪化していくでしょう。
感情的に怒鳴りつけてくる人がいて、それを許すような会社は、かなりやばいので少しでも早く転職しましょう。
叱るときは相手に理解させる
叱ることの本質は、相手になぜ自分が叱られているのか相手に理解させることです。
・どこが悪かったのか?
・それはなぜか?
・これからどうすればいいか?
この3点をしっかりと相手に理解させる必要があります。
大きな声を出してはいけません、相手が怯えるだけではなく、自分の大きな声に反応して脳が怒り、感情を増幅させるからです。
人間の体は精密なように見えて案外間抜けなのです。
神様がなぜ食道の横に気管をつけたのかは解明されることはないでしょう?
案外、神様もおっちょこちょいです。
時には大きな声で叱らなければならない時は、この脳の習性をよく理解しておきましょう。

叱る時は冷静さ肝心
あなたが叱るところを子どもは、しっかり見ています、あなたが感情的に怒っているのか、大切な話をしているのかはすぐに見抜かれます。
意識してなるべく感情を押し殺し、なぜ今、自分が叱られているのか子どもに理解させましょう。
・あなたはこういう行動をとった
・その行動に悪い、もしくは危険な点がある
・理由を理解させた上で次からどうすればいいか子どもに考えさせる。
子どもに考えさせることは大切です、自分で考えた答えならよく覚えています、対照的に言われただけのことはすぐに忘れてしまいます。
これは、大人なら経験でわかりますね。
経験が圧倒的足りない子どもは3つのプロセスを経ても答えがあなたが望むものではないかもしれません。
その時分かっていない怒っては絶対にダメです、意見を言ったら怒られたと子どもは理解します。
冷静に毅然とした態度こうした方が良いんじゃないかと例を出し、叱っている内容を理解してもらいましょう。
この叱り方は職場でも使えますね!
そうですね、使えます。
というか、出来ない人は怒っているだけなのでなんの問題の解決にもなりません。
会社にとって利益もないので、辞めてもらいたいですが、怒っているだけなのに、あの人は意見を言える人だと自他ともに勘違いしがちですね、日本では。
いじめの件もそうでが、正直者がばかを見やすい環境に日本はなっていますよね。