
うつ傾向の人が使う4つの言葉
うつ病は、身体疾患や他の病に比べて、目に見えない内面的な疾患です。
一見元気そうに見えてもうつ病は発症している場合もあります。そして、自覚することが難しい病気です。
無意識に発している言葉から、うつ傾向の状態などが見分けられる可能性があるかもしれません。
身近にうつ病かもと思う人がいる人も、うつ状態の可能性があると自覚している人も一度、普段聞いたり、発したりしてる言葉や行動を思い出してみるといいかもしれません。
早期発見のきっかけに繋がるように、うつ傾向がある人が使う4つの言葉や顔の表情・行動の変化を紹介します。
・「~~しなければならにない」
強迫観念にとらわれ、理想が高い、長所ともなり得ますが、現実とのギャップに対応できないため、
人に厳しい言葉をかけてしまったり、自分を責めてしまい精神を病むことに繋がります。

ある種の強迫概念にとらわれて、妥協や手抜きが許せません。完璧主義者ということもできるでしょう。
理想も高く、現実とのギャップに対応できず、自分にも他人にも融通を効かせることが難しくなるといいます。
厳しい評価や厳しい言葉を投げたり、思い通りにいかないことに苛立ち自身を責めたりすることも特徴です。そして、やがて自分を追いつめてしまい、精神を病むことにつながります。
・「絶対」
うつ病は真面目な人がなりやすい疾患と言われています。
物事への関心や興味が薄くなり白か黒で考えてしまいます。絶対という言葉から想像するように完璧にという考え方がうつ病にかかりやすいのかもしれません。
・「僕は」「私が」「自分からすると」
人称単数形の多用です。この表現は相手への関心・興味よりも、自己の興味・関心が強い表現です。コミュニケーションに問題を抱えやすい傾向があり、うつ病になりやすいと言われています。
・「不幸」や「絶望」などのネガティブ発現を多用する
うつ傾向にあり日ごろから落ち込んだ気分になり、自分は不幸だ、絶望的だとネガティブな感情表現をしてしまいます。客観的にそんな状態に見えなくても本人がそう思っているので
中途半端な励ましはマイナスになるかもしれません。
うつ症状の中ではわかりやすい言葉です。
顔の表情や行動も変化する
表情が乏しくなり、笑顔が減ります。遅刻が多くなり、ケアレスミスが目立ちます。
そして本人はそれを自覚することがなかなか出来ません。
知人にこのような変化が見られたらさりげなく問いかけてみましょう。
こんな行動が増えたら要チェック
・遅刻や欠勤が増えた
いままで、休んだことのなかった人が遅刻や欠勤を繰り返す。
・出社拒否がみられる
ストレスを回避するために会社や学校に行きたがらない。
・会話しなくなる
自ら会話をしなくなる傾向があります。無理に会話をさせようとするのは逆効果ですので、そっと様子をみましょう。
・日常生活が変化した
新聞やテレビを見なくなったり、人との接触を避けるようになったりなど、いままで日常的に行っていたことをしなくなる。
・仕事のミスや能率低下がみられる
今まではしなかったミスをすることが増えたり、仕事の能率が低下したりなど、思い通りに進まない状況がみられます。
これらに当てはまるからと言ってすべてがうつ病とは限りませんが注意が必要です。
また、周囲のかたに知識があれば変化に気付くことができるかもしれません。
また、自分の感情を言葉にして話すと自分では自覚できていなかった悩みを発見できることもあります。
以上このブログでは生活の質改善、考え方について情報を発信していきます。
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