
うつ病は治療が必要な病気です。よくうつになるのは心が弱いからだどいわれたりしますが、心を奮い立たたせれば治るわけではありません。
がんを根性で治せとは言いませんよね?しかし、心の病では自分が悪いのではないかと自分を責めてしまいます。
うつ病治療で大切なこと
十分な休養が何より大事
うつ病の治療では心と体の休養が何より大切です。しかし、日本人にありがちなのが休養に罪悪感を覚えることです。
怠けていると周囲に思われるのではないか思ってしまい休めないというケースは多いのではないでしょうか?
しかし、うつ病の一番の薬は休むことです。休むのは悪いことではありません、ゆっくり休みましょう。
必要なら病院から診断書を発行してもらい十分な休養を心掛けましょう。
仕事の変わりはいます。しかし、あなたを大切に思ってくれる人にとってはあなたは唯一の存在です。
家族が負担になる場合は思いきって入院するのもひとつの手段です。家族や仕事から距離をとりゆっくり休みましょう。
焦りは禁物
うつ病はすぐに治ることはありません、時間がかかります。
しばらく休めば体調がよくなりますがそこで無理をしてしまうとかえって悪化します。
そうはいっても仕事が気になり休めないという気持ちは理解できますが、すこしづつゆっくり治療するのが
うつ病の治療です早く治したいと焦らないようにしましょう。
自分で判断しない
うつ病で少し症状がやわらいでくるともう治ったと思いがちです。
うつ病急性期は3か月と言われています。
発症後3か月で状態は安定してきます(もちろんしっかり治療していればです。)
しかし、この時期は症状がさらに悪化したり、再発しやすい時期です。
安定してきただけの状態と理解しておきましょう。
状態が良くなったから勝手に服薬をやめたり治療を中断するのは危険です。治療は医師が専門の知識を持って行います。
治ったと思っても再発しやすのがこの病気です。
再発すれば症状が悪化しやすいと言われているのでその時の調子に合わせた治療が必要です。
うつ病の治療

主に、休養、薬物療法、精神療法があります。
休養はうつ病治療の中で最も重要です。やらなければならないことを最小限にしましょう。
薬物療法はすぐに効果がでるわけではありません、薬によっては副作用もあります、医師と相談しながら自分に合う薬を見つけましょう。
精神療法は、医師やカウンセラーとの会話によって問題の解決方法を探していきます。カウンセリングは相性が大切です。
合わないと違和感を感じたら病院や医師を変えてください、大切なことは病気を治すことです。
うつ病治療中の過ごし方
まずは専門家のアドバイス
休養のしかたも医師に相談し、場合によっては1日何時間まで活動してよいかなど具体的な時間を示されることもあります。
日光を浴び生活リズムを整える
日光を浴びる期間が少ないイギリスや東北地方はうつ病の発症確立が有意に高いと聞いたことはありませんか?
生活リズムを整えるためにも午前中に日光を浴びるようにしましょう。
気持ちが楽になることを生活に取り入れる
ネットフリックスを見る、読書をする、散歩をする、なんでもいいのでこれをやっていると楽しい、心が落ち着くといった
ことを見つけ、なるべく実践するようにしましょう。うつ病になった経験のない人には信じられないでしょうが、本当に
以前楽しかったことも楽しめない状況に陥ってしまいます。しかし、しっかり休養を取り適切な治療を受ければ症状は
緩和されていくので安心してください。
しっかり食べる
うつ病になると食欲もなくなることがすくなくありません。これは体の健康にの悪影響です。
バランスの偏りのない食事を心がけることも大事な治療です。
今回はうつ病になったときの過ごし方を紹介しました。うつ病の治療は時間がかかります。
自分を責めることなく、心の浮き沈みに一喜一憂することなく気長に治療していきましょう。
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では、また。

