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人生に選択
人生には、決めないといけないときがあります。志望校に2つ受かったり、内定をいくつかもらったり、出世するか転職するかの選択に迫られたり。
選択肢が多いときでも、最終的には二択にまで絞るようなことが多いでしょう。
そして、その選択を誤らないかどうかが大事のように思えます。
でも、本当は「誰にも正しい答えなんてわからない」というのがよっぽど大事なのです。
絶対に不幸になる人
人生の中で訪れる「選択肢」で重要なのは、「自分で選ぶ」ということです。
占いとか親のアドバイスとかで、第三者に決めてもらうのは、100%不幸になります。
なぜなら、どんな選択をしても、つらい場面や苦しい試練がおとずれるからです。
そのときに、「あのとき占いなんて信じなきゃよかった」「親のせいだ」などと、誰かのせいにできてしまいます。 自分ではなく「他人が決めたこと」というものほど、不幸なことはありません。

「自分で選んだから」
「自分で選んだかどうか」が幸せになるポイントです。自分で決めたのであれば、責任はすべて自分にかかってきます。
そして、つらかったり、うまくいかなくても、「自分が選んだから仕方ないよな」と思えます。
そうすると、どんなにマイナスなことでもプラスに転換することができます。
もし、Aを選んで借金100万円になったとしても、「もしBを選んでいたら借金1000万円になっていたかもしれない。
だから、これくらいで済んでよかった……」というように考えることができます。
その根底には、「自分で選んだから」という条件が必須です。だから、いつどんなときでも自分で決断するようにしましょう。
トラブルは「すべてゲーム」
採用のしくみも同じですよね。無理に受けさせたり、他社の内定を消したりはできません。
最終的には、「あなたが応募してきた。だから一生懸命働いてください」というところが落とし所です。
自分が選んだ道だから仕方ないよね、と受け入れないといけません。
そして、自分で決めた後のトラブルは、ゲームのように楽しんだほうがよいのです。
問題が起こったら、次は「どう対処すればいいんだろう」と考えるだけです。
「あのとき、これを選ばなきゃよかった…」などと考えても仕方ありません。過去は絶対に変えられませんから。
ゲームには、あえて自分を不利な条件に追い込む「縛りプレイ」というものがあります。
武器を少なくしたり、少ない体力で始めたりするプレイです。
人生もきっと同じです。つらいと思うのなら、「縛りプレイ」をしていると思えばいいんです。
その代わり、縛りプレイに成功すると、さらに大きな幸せが待っていますから。
そうやって、なんとかしのいで楽しめるような考え方ができたほうがいいと思いますよ。
なので、人生でもっとも大事な二択は、「自分で選んだ」か「他人が選んだ」か、です。
この二択だけは間違えないようにしてください。