
Contents
貧乏人の投資は儲からない
子どもにお金の話を教えるって意外と難しいよね?
よく金融教育みたいなもので、投資をしようみたいに言う人がいますが、
投資を理解できない人が「FXで儲かる」みたいなことを子どもに教えても、表面的になりがちです。
それなら、子どもの頃から金融について勉強するよりも、ある程度稼げる方法を勉強させたほうがいいですね。
それに、投資は基本お金持ちには勝てないのが現実です。1000万円用意して「失敗してもいいから、これで投資を勉強しなさい」って言える人でないかぎり、金融教育はさせてもムダだと思います。
お金なない状態に慣れさせる
じゃあ、お金について具体的に何を教えればいいの?
自分の体験で言うと、子どもの頃、やっぱり「お金がない」状態というのが意外と大切だったなあと思っています。
お小遣いがもらえず、友達に頼っていたわけですが、お金がないからこそ、人とどう関わってどう動かすかを培え、僕は大人になってから役に立ちました。
社会人になってNPO法人と一緒に活動したことがあるんですが、彼らは給料をもらって動いていないので、お金とか上司の命令では動かない。
それぞれが達成したいこと、やりたいことを助け合うことで動くわけです。
お金や肩書に頼らずに、チームリーダーとしてどう人を束ねて動いてもらうか。今の日本企業は多額の給料を払うことができません。
肩書が形骸化しているケースもあるでしょう。でも、会社からはマネジメントを求められる。
そんなとき、子どもの頃からお金と関係なく、人を動かす方法を知っていれば、ほかの会社員よりも有利に働けるはずです。
それが培える方法というのが、子どもの頃に「お金がない」状態でいること。
だから、僕が親なら、子どもにあえて「お金がない」状態を作ると思うのです。