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殴られても平気になっておこう
――習い事をしてよかったことって何かありますか?
ひろゆき氏:基本的にないですね(笑)。あまのじゃくな性格なので、親からすすめられてもやらなかったかもしれませんし。でも、自分でやってみてよかったのは「格闘技」ですかね。習い事というより部活ですけど。
――どのように役立ちましたか?
ひろゆき氏:これは、社会に出てからわかったことなんですが、口論が強い人って筋肉があるんですよね。自信満々に語れるんです。世の中、自信満々に語れる人が出世したり選挙に当選しますから(笑)。どれだけ声が大きいかが重要です。
僕は「キックボクシング」をやっていたのですが、そうすると、いざ殴られても平気だなと思えるんです。もしケンカになっても怪我しない程度の殴られ方をすることに自信があります。
だから、最悪、殴られてもいいと思って人と話しています。もしかしたら怒らせるかもしれないことでも、あえて言うようにしています。その裏には、「動物的に生き延びられる」という安心材料があるんですよね。
人は「見た目」が重要
――なるほど。やっておいて損はなさそうですね。
ひろゆき氏:だから、子どもへのおすすめの習い事を聞かれたら、「とりあえず空手とか柔道とか、格闘技系がよいのでは?」と言っています。他の習い事は、本人がやりたいことをやらせればいいと思うんですが、後から役立つという点では格闘技くらいかなと思います。
動物的な強さがあると、人に萎縮しないんですよね。ヤンキーが偉そうなんは、ケンカが強いからです。まあ、当たり前の話なんですが。
――ひろゆきさんは、筋トレもやっていますか?
ひろゆき氏:人には勧めるようにしています。理由は格闘技とほぼ一緒ですね。
どんな筋トレをすべきかをよく聞かれるんですが、筋トレを極めた人に聞いた話だと、「人それぞれ」のようですね。なので、武井壮さんやダルビッシュ有さんのYouTubeで学ぶことがおすすめですかね。
筋トレすることより、パッと見が重要だったりもします。僕、最近よく「筋肉ついてるね」と言われるんです。でも、ひきこもってゲームばかりしていますから、そんなわけがない。
理由を考えてみると、僕、パリに来てからは「硬水」を飲んでいるんですね。日本では「軟水」がほとんどでしたが。「硬水」って、カルシウムやマグネシウムがたくさん含まれています。そのおかげで、骨格がしっかりして筋肉がついているように見えているんですよね。たぶんそれが原因な気がします。
相手から強そうに見られることが重要ですから。ぜひ、いろいろな手段で、自分を大きく見せるようにしてみてください。