切り抜き仕事

「衰退していく国、日本で企業に入らず生きてゆく」 ひろゆき切り抜きニュース

衰退していく国で生きるためのキャリア術

20代の皆さんには大変残念なお知らせですが、日本経済がこの先どんどんヤバい状況になるのは明らかです。

インターネットの登場などで世界中のどこでも高品質のものづくりができるようになり、人件費の高い先進国・日本は、国際的な競争に勝てなくなってきています。

一方で資源などは引き続き輸入する必要がありますから、状況は厳しくなる一方でしょう。

加えて日本には世界最先端をゆく少子化の問題もあります。労働力が減るなら減るで、人の力を使わない方向にシフトすれば、今後はロボットの技術を売るなどの道もあるはずです

。ところが現状はそうはなっておらず、外国から移民を受け入れることで、安い労働力によるものづくりを進めようとしている。

となると、必然的に多くの業種で給料は下がり、失業率はさらに上がります。

自身のキャリアを考える上ではまず、こうした日本社会全体の現状を直視することが不可欠だと思います。

世間体なんか気にするな!やりたいことをやれ!

皆さんの中には、就職・転職ランキング上位の人気企業に入りたい人も多いのでしょう。

でも、「誰もが入りたいと思うような企業だから」といった理由だけで仕事を選ぶと、基本的にはロクでもない未来が待っていると思います。だって、考えてもみてください。

日本全体が沈む中で、周りと同じことをやっていたのでは自分も一緒に沈んでいくことは確定しているわけです。それが嫌なら、周りとは違うことをしなければいけません。では、どうすればいいのか。

自分がやりたいことがそこにあるかどうか、この一点で決めてしまって構わないと思います。

というのも、好きだからそれをやっている人と、仕事だから仕方なくやっている人とでは、やれる仕事の量も、身に付く知識やスキルも大きく変わってきます。例えば毎日何時間もアニメを見るのは、アニメが好きじゃない人にとっては苦痛以外の何物でもない。

でもそれを苦痛と思わずにできるのは、すごく大きなアドバンテージだと思いませんか。

何もオフィスワークだけが仕事ではありませんから、ケーキが好きなら、ケーキ屋に就職するのだっていいと思います。

ケーキ屋にだってケーキをつくるだけじゃなく、販売だったりマーケティングだったりとさまざまな仕事があるわけです。

しかも、皆が殺到するような人気企業と比べて競争も厳しくないから、優秀な人と切磋琢磨しなくてもいいポジションにつけて、経験だって積めるんですよ。そうやってスキルを磨いたら、その先は独立して自分で経営するなり、外国の飲食店を日本に持ってくるなり、あるいは全く別の分野に応用するなり、キャリアの展開の仕方はいくらでもあります。

極論をいうならば、それが明らかなオワコン業界だったとしても、自分が好きでやるのなら一向に構わないと思います。

なぜって、好きでやっている仕事って、ストレスが溜まらないんですよ。仮にその業界や会社が数年後になくなったとしても、好きなことをしてお金をもらえるというのは生き方としてすごく楽。

逆に好きでもない仕事で会社にいくら尽くしても、ストレスが溜まるだけだし、運が悪いと業績の悪い部署に飛ばされ、さらに運が悪いとその部門ごと切られることだってある。

好きじゃないことを仕事にしても、いいことなんて一つもないと思うんです。

仕事だけでは人生の豊かさについて

「豊かな仕事人生」っていうけれど、仕事をしないで豊かな人生が送れるんだったら、それに越したことはないと思いますよ。親の遺産だって、株で一発当てるのだって、仮想通貨で儲けるのだっていい。

仕事はそれらと同列の、お金を得るための手段と割り切った方が、人生はうまくいくんじゃないかと僕は思っています。

「仕事=人生」と思いこんでいると、このキャリアが途切れたらどうしようと不安になって、普通に考えればさっさと辞めるべきブラック企業で延々と働き続けることになったりする。

その結果、疲弊して体でも壊そうものなら、キャリアもクソもないでしょう。

「向いてないな」と思ったら、「次に行く」という選択肢だってあるということを頭に入れておくといいです。仕事って、我慢してまでやるものではありませんから。

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