身体や心を落ち着かせるリラックス効果があることで知られる。CBD。
しかし、CBDは大麻草から抽出される成分であることから、違法なのではないか?
大麻のように高揚感や依存性があるのではないかと、不安を感じる人が大半だと思います。
そこで、今回はCBDの性質や、合法性、安全性を簡単に説明します。

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原材料は大麻だが、法では規制されていない成分
CBDは、大麻草から抽出された「カンナビジオール」と呼ばれる天然成分です。
原材料から「CBD=大麻=違法」というイメージが浮かびますが、日本ではCBDは違法ではありません。
1948年より施行された大麻取締法によると違法なのは「大麻草の葉や花穂とそれらを使用した製品」であり、「大麻草の成熟した茎もしくは種子とそれらを使用した製品」は違法の対象から除外された。
したがって、大麻草の成熟した茎や種子から抽出した成分であるCBDは日本では合法であり、所持したり使用すことで逮捕されることはありません。
CBDを摂取してもハイにならない!
ここまででCBDが合法なのは説明できました。
しかし、マリファナのように「ハイ」になるのか不安が残りますね。
CBDは大麻から抽出した成分ではあるが、ハイになったり、依存性や危険性がないことはWHOが保証しています。
CBDにはリラックス効果があるとされ、日本では不眠な改善やストレスの解消を目的に利用している人が多いです。

THCとの違い
多くの人が想像する、大麻やマリファナの作用は、THC(テトラヒドロカンナビロール)と呼ばれる成分であるが原因です。
THCは、精神作用性が強く、陶酔作用や、場合によっては精神錯乱を引き起こすことがあり、THCは日本の法律では禁止されています。
海外では医療目的で利用されている
CBDは安全性の高さから、未成年の利用が規制されておらず、海外では成人だけではなく、子どもに医療目的処方されるケースもあります。
CBDにはてんかんの発作を抑える効果があることもわかっています。

CBDは購入しても大丈夫?
これまで説明した通り、CBDは違法ではありません。
問題なく日本で購入、使用ができます。しかし全ての製品が合法というわけでありませんので注意が必要です。
THCは含まれいませんか?
海外のCBD製品の中には、大麻が合法な国で製造されるため、日本では違法とされる「THC」が含まれていることがあります。
THCを含む製品の購入や使用は日本では禁止されています、海外の製品を買う場合はTHCが含まれていないか確認が必要です。
認可を受けた安全な製品を選びましょう
海外から合法的に輸入している製品かどうかは「厚生労働省からの認可」
を得ているかどうかが大切です。厚生労働省では、少しでもTHCが含まれる製品に関しては規制を行い、注意換気を行っています。
心配なら厚生労働省の審査を受けているか確認しましょう。https://www.ncd.mhlw.go.jp/dl_data/cbd/guidecbd.pdf

CBDを使うときの注意点は?
CBDは日本でも安心して使うことができます。体にも安全な成分で、毎日接種することも可能です。
しかし、どんなに安全な成分であっても、神経系に作用するという性質上、頭痛や下痢といった副作用を感じる人もいます。
CBDは少量から摂取しましょう。また、車の運転や機械の操作などは控えましょう、定番ですね。
そして、他の薬を服用している場合は医師に相談しましょう。
以上の点に留意して安心してCBDのリラックス効果を体験してましょう。
神経系に作用するので、安心して使えるのは重要な要素となります。
CBDで、リラックスした生活を送っていきましょう!

